虫送り(山田町)











 日時:毎年6月16日、日の入り時刻より

 場所:山田町上山田・中山田・下山田の三地区で開催

 交通:西名阪自動車道「福住I・C」より北へ約15分


【説明】
 山田町は天理市の東端に位置し、夏でも涼しい大和高原に立地しています。ここで毎年行われる「虫送り」は、古くから行われている伝統行事で、市の指定無形民俗文化財に指定されています。

 この「虫送り」は日頃、殺生している虫を供養し、稻の害虫を遠くへ送り出す行為が結びついたものといわれ、昭和の初めまでは全国で行われていました。
 しかし、現在ではほとんど残っておらず、天理市では山田町にのみ伝わっています。

 山田町では水田の害虫が発生する時期の6月16日の夕暮れ時に、上山田・中山田・下山田の三地区で行われます。
 行事は「藏輪寺」での祈祷会で始まり、その後、三地区に祈祷札が渡され、各地区の出発地と到着地点に祈祷札が立てられます。夕刻になると各家はそれぞれの出発点に松明を持ち寄り、火を付け、鉦や太鼓の音と共に一列に並び、町内の田を練り歩きます。町外れに着くと、竹の串に挟んだ「害虫駆除五穀豊穣」の祈祷札を川に立て、そこに持ち寄った松明を重ね、燃やして終了となります。

 多くの人が夕暮れ時に松明を持って練り歩く様は妖艶で美しく、近年は観光バスで訪れる人が増えています。

※出発時間は正式には決まっていません。日が暮れる頃から始まります。おおよその時間ですが上山田地区は午後6時半頃、中山田地区・下山田地区は午後7時頃といわれています。







各地区の出発地点(赤丸)




山田町の位置

 


−2009年のようす−

(中山田地区)

  


  

  


  


  



 



−2008年のようす−

(下山田地区)




  


  


  


  






−2007年のようす−

(上山田地区)
   


    


    


    





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