北部エリア
和爾坐赤坂比古神社
(わににいますあかさかひこじんじゃ)

― ワニ氏を祀る神社 ―



神社への道(南から)



鳥居と石標。春にはきれいな桜が咲きます。



拝殿

 JR櫟本駅から直線で約1.4qの距離です。駅から東へ進み、国道169号線を渡って左(北側)へ折れ、約300m行くと白河橋の交差点に着きます。ここで、右(東側)へ折れます。山へ向かって50m程行くと道が分かれますので、右の道を進みます。すると正面の小高い所に和爾の集落が見えてきます。神社はこの集落の最も高いところに鎮座しています。

 集落は国道169号線の東側に位置し、春日断層から伸びる丘陵の先端部に立地しています。
 和爾の集落は5世紀後半から6世紀中頃にかけて、9人の后妃を出したといわれる「ワニ(和爾)」氏の本拠があった場所と言われ、日本書紀記載の「和爾坂」もこの近辺にあったものと考えられています。

 「わににいますあかさかひこ」と読みます。元は集落の東方、小字「天神」に社地があったと伝えられ、その西に宮前という地名が残っています。
 赤坂比古とは、主神阿田賀田須命(あだかたすのみこと)の別名とされ、和爾神ともいいます。東大寺二月堂の「神明帳」には和爾大明神との記載があり、この神のことを指しています。
 現在は、阿田賀田須命の他に市杵島比賣命(いちきしまひめのみこと)が祀られています。

 本殿は檜皮葺春日造りで、例祭は9月24日です。
 境内には他に末社の春日大社と八幡神社があります。江戸時代まで常薬寺がありましたが、明治初年に廃寺となり、仏像は隣の善福寺に移されたそうです。
 ワニ氏と深い関わりのある神社です。是非、訪れて見て下さい。

 ハイキングエリア : 「はにわの里コース」
 所在地 : 和爾町北垣内
 駐車場 : 無し
 休憩所 : 無し
 トイレ : 無し