南部エリア
龍王山
(りゅうおうざん)

― 奈良盆地を一望できる山 ―



国道169号線沿いから見た龍王山



頂上の西側



頂上から見た奈良盆地の一部
(耳成山、畝傍山方面。後の山は金剛山)


 天理ダムから廻るルートと、柳本の長岳寺や崇神天皇陵東側から登るルートがあります。天理ダムのルートは大廻りになるのと、ダムを過ぎると民家がないのご注意ください。

 奈良盆地東麓の春日断層崖沿いにそびえる山の中では最も高い山で、盆地全体を眼下に眺めることができます。古墳時代には麓に古墳群が造られ、中世には山頂に山城が築かれました。

 標高は586mあり、柳本町や田・藤井町の龍王社がまつられているところから龍王山とよばれています。また、戦国時代には十市氏によって山城が築かれ、中世の史料には「龍王城」の名で登場します。
 山頂からの眺めは良く、奈良盆地を囲む大和三山・生駒山・金剛山・葛城山・二上山・吉野山が望め、場所によっては三輪山を眼下に眺めることができます。さらに、天気の良い日には二上山の奧に大阪平野や大阪湾が見え、運が良ければその先に明石海峡大橋を見ることもできます。

 ハイキングコースが設けられ、長岳寺の北側や崇神天皇陵の東側から登ることができます。
 柿本人麻呂の名歌とされる『衾道を引手の山に妹を置きて山路を行けば生けりともなし』で詠まれた「引手の山」は、この龍王山のことといわれています。


 ハイキングエリア : 「龍王山歴史と健康の道コース」
 所在地 : 天理市田町、柳本町、桜井市笠
 駐車場 : 有り
 休憩所 : 有り
 トイレ : 有り