平成17年度入賞作品


【審査員総評】
 今回は、バラエティに富み、全体的にレベルの高い作品が揃いました。
 恒例の「山の辺カメラハイク」のモデルさんは古代衣装を着た方がいいと言う人もいますが、写真展に出展された作品を見ると、洋装でも違和感がなく、山の辺の風景に充分溶け込んでいます。
 風景の作品にもいろんな季節があり、地元の人しか知らない行事も題材となっていますが、
 写真コンクールに出展する際のポイントは、ピント・構図・色彩・表情に注意して撮ることです。






 特別賞
天理市長賞

北浦久伍 氏  『古寺花園』

【評】 花の時期を狙って、撮影された写真です。菖蒲の見事な赤紫は、晴天では出せません。この写真は紫色を出せるコントラストのない雨の日に撮られています。長岳寺の庭の雰囲気がよく出ており、構図もなかなか良い作品です。
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 特選
天理市議会議長賞

阪口義一 氏  『春の山の辺』

【評】 春爛漫、新緑の柿の木・菜の花の黄・桃のピンク色と、故入江泰吉先生の好きそうな雰囲気の山の辺らしい写真です。何気ない場所がうまくまとめて撮られています。






天理市教育委員会教育長賞

吉田芳雄 氏  『境内秋景(長岳寺)』

【評】 望遠で撮られているので背景が黒く、石仏をうまくボカシして、写真の上にピントが合わせられています。長岳寺の紅葉の朱色が素晴らしいですね。紅葉の量もちょうど良いボリュームの作品です。






天理市観光協会会長賞

上木戸利睦 氏  『ハイキングなら山の辺』

【評】 モデルさんの写真がよく撮られています。シャッターチャンスもよく、モデルさんの自然な表情がうまく捉えられています。また、ススキにも程良い光線があたり、良い作品に仕上がっています。
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 準特選
天理市商工会会長賞

小野智子 氏  『えびす祭り』

【評】 籠に乗っている子どものアングルが良い作品です。日本の伝統行事そのもので、一人一人の個性が出ています。風が吹いて、巫女さんが慌て烏帽子を押さえる姿はおもしろいですし、人物が切れていない点も良いですね。






天理市経済クラブ会長賞

三浦玉代 氏  『雪の地蔵さん(長岳寺)』

【評】 雪をかぶったお地蔵さまの顔と雪のブルー、朝が早い紫色の色合いが素晴らしい作品です。






天理ライオンズクラブ会長賞

新林正真 氏  『天理から大阪・明石』

【評】 龍王山の山頂からの光景です。雨が降った後に撮られており、奈良県は曇り、向こうの四国側が晴れています。冬の澄み切った日に撮られた作品です。






天理教教会本部賞

山本保夫 氏  『秋の山の辺を訪れて』

【評】 望遠で撮った写真ですが、ソフトフォーカスの絵画的な美しさが出ています。テクニック・モデル・雰囲気・空間がマッチした作品です。
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石上神宮宮司賞

合田道弘 氏  『朝の陽を浴びて』

【評】 広角で撮り、人物を逆光の影で浮き上がらせた写真で、立体感と生命力、若さが活かされています。






長岳寺貫主賞

高田登史 氏  『千燈会』

【評】 日が落ちて暗くなると、風景の緑が出にくいのですが、この写真は明るいうちに撮影されているので、シャッターチャンスが活かされています。






大和神社宮司賞

岩井 實 氏  『惜春の池面』

【評】 桜は春の代表です。花イカダだけではなく桜の木も撮っているので、水面の立体感が出ています。水面の桜と木の桜の色が似てしまったのが惜しいところです。






和爾下神社宮司賞

老田輝男 氏  『古代の彩り』

【評】 奥行きと広がりのある写真です。全体が春の蓮華のピンクに染まり、新緑の山の辺と合っています。懐かしささえ感じられる作品です。
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 入選
岡本吉孝 氏  『爆布と不動明王』






北 好雄 氏  『豊作の予感』






中井泰男 氏  『競艶』






松尾幸一 氏  『秋の長岳寺』






越智秀夫 氏  『古代への道』






斉藤勝巳 氏  『秋の彩り』






谷田 治 氏  『春の山門』






丹羽明仁 氏  『街の明かり』






田平真澄 氏  『秋日和』






三家 薫 氏  『晩秋を見送る』






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