平成19年度入選作品


【審査員総評】
 今回のコンクールは、いろんな分野の写真が入っていたので、とても良かったというのが感想です。
 天理市観光協会で毎年実施されている「山の辺カメラハイク」時に撮影されたモデルさんの作品をはじめ、地元ならではの伝統行事や風景、そして、人の一瞬の表情を捉えた作品など、カメラを通して伝わってくる輝きある作品が多数出品されていました。






 特別賞
天理市長賞

山川剛明 氏  『”七ツ”のゴアイサツ』

【評】 女の子と鶏が“ゴアイサツ”しているスナップ写真です。抜群の表情を捉え、シャッターチャンスがベストです。見事!まさに特別賞にふさわしい作品と言えます。
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 特選
天理市議会議長賞

南本 健 氏  『ルート25号線春の宵』

【評】 天理ダムの夕景の写真です。時間帯をきっちり捉え、長時間露光で車の流れを入れながら、桜の風景を出した素晴らしい作品です。






天理市教育委員会教育長賞

平塚順晧 氏  『鐘が鳴る秋』

【評】 観光写真的なイメージに非常に適している写真です。3人の女性の表情を捉えた良い作品と言えます。釣鐘の入れ方やタイミングも素晴らしく、音が聞こえてくるような雰囲気が伝わってきます。






天理市観光協会会長賞

菊田幹雄 氏  『虫送り』

【評】 色合いが非常に綺麗に出され、ピントがしっかりしています。それぞれの登場人物もよく捉えられています。
 あまり一般的に知られていない地元の人が行う行事で、珍しい題材の作品ですが、時期的にも良く、水田に火の灯りが映る綺麗な写真となっています。
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 準特選
天理市商工会会長賞

川田勝義 氏  『放生池の二人』

【評】 モデルのピントが甘いのが、惜しいですね。ピントが良ければ、肌の色ももっと良く出たでしょう。非常に難しい逆光状態でありながら、アウトラインが輝き出されています。ただ、肌の色が白くなりすぎました。もう少し色を抑えて締まった構図にすると、人物が良くなり、浮き上がった感じで、遠近感・立体感が出ます。






天理市経済クラブ会長賞

佐竹正嗣 氏  『五月の鐘楼門』

【評】 花の写真ですが、非常に強いコントラストと構図となっています。流れるような花のかたまりや線が幾重にも重なり、山の頂きのような感じで、大和を、天理の山を彷彿とさせます。花の形がシャープな建物(構造物)を押し上げている力強い作品ですが、もう少し立体感・空気感があれば、なお良かったでしょう。






天理教教会本部賞

阪口義一 氏  『朝の散歩』

【評】 とても惜しい作品です。逆光がきつすぎ、せっかく、大きな一本の桜を撮りながら、桜の花盛り(満開)の丸みや立体感が潰れて、作品に奥行きが少しなくなっているのが非常に残念です。もう少しやわらかい光だったら、もっと木が浮き上がり、桜の花びら自身の色も出てきます。
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石上神宮宮司賞

寄藤美匡 氏  『山の辺の古道にて』

【評】 柿の実と女性の顔の難しい構図ですが、両方ともにシャープに焦点をもってきている写真です。一点の柿が、画面の中で非常に強い役割を果たしています。ある意味では、二人のモデルさんの肌以上に、柿の実を強く感じる、非常に不思議な仕上がりの作品となっています。






長岳寺貫主賞

岡本路子 氏  『雨もやの中』

【評】 緑のある風景です。雨の中の作品で、トーンが綺麗に出ています。雨の日に撮ると発色がよくなり、ブルーをうまく使っていますね。ただ、緑が偏りすぎたのが残念です。もう少し、濃淡や明暗を出し、作品の中にある水の輝きが見えてくればなお良かったでしょう。






大和神社宮司賞

荒谷 譲 氏  『ちゃんちゃん祭』

【評】 ちゃんちゃん祭の行列を、奥行き豊かに表現している写真です。山の辺の道らしい風景を背景にして、大和にいち早く春を告げる祭りらしく、華麗ではないが、春を予感させる情景感を非常にうまく選んで撮られている良い作品です。






和爾下神社宮司賞

前田好晴 氏  『紅葉美人』

【評】 肌の色がよく出ている写真です。肌の色と服の色が合いすぎて、思わずドキッとするようなドラマチックな作品となっています。背景の紅葉とススキが、モデルさんの哀らしい表情と合っています。
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 入選
大久保 昇三 氏  『長岳寺』






北條修之丞 氏  『石上神宮の朝』






仲井宇生 氏  『園児の紅しで踊り』






森嶋徳文 氏  『水辺に映える』






奥田幸央 氏  『花の宴2』






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