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今日の一枚

その6

(2009年7月15日~10月21日)


10月21日




「酔芙蓉」

 先日、長岳寺へ行った時、その美しさに思わずパチリ。
 聞くところによると、その花は「酔芙蓉」だそうです。「芙蓉」ではなく、「酔う?芙蓉」「酔っぱらいの芙蓉?」・・・です。
 朝に白い花を咲かせ、午後になるとだんだんピンクに変わり、夕方から夜にかけて更に赤くなり、翌朝にはしぼんでしまうそうです。
 “お酒を飲んで酔っぱらって赤くなる”ことに例えられて、この名前になったんでしょうね。
 歴史ある鐘楼門と酔芙蓉、とても綺麗です。
 7月から10月にかけて花が咲くようですので、今年はもう終わりでしょうか。
 今年見られなかった方は、来年を楽しみにしてください。
 あ~、私も酔ってきた~。

 長岳寺では、もうすぐ紅葉の季節です。


10月14日




「山の辺の道に新名所」

 石上神宮から南、内山永久寺跡の本堂池近くに、山の辺の道の新しい休憩スポットが登場しました。
 少し高台にベンチ、テーブル、藤棚が整備され、かつて西の日光と讃えられた内山永久寺があったところを見渡すことができます。
 柿実るこの季節も風情がありますが、春には、生命の息吹とともに高台から本堂池を囲むように満開となる桜を眺めることができます。きっと素敵でしょうね。
 萱の御所の前にある案内板(絵図)でかつての大伽藍を想像し、そして、この休憩スポットから栄華を誇った内山永久寺に思いをめぐらせてみてください。

 季節の風にふかれ、音を感じ、匂いを感じ、幾重にも重なる歴史に大きく深呼吸してみてはいかがでしょう。


10月5日





「中秋の名月」

 3日は中秋の名月。
 広範囲で天気は良かったようですが、天理は曇り空で、なかなか月が顔を出してくれませんでした。
 見えた!と慌てて撮ったのがこの一枚(本当はも少しあるのですが、これがベスト)。
 でも、場所を変えて、構えた時にはもう雲の中の状態。
 やや遅くまで粘ったのですが、お腹もすいてきたので撤収と相成りました。

 昨日(4日)は、立派な月が東の山に現れました。
 「やっぱり、立派だナ~。来年はこれを撮るぞ!」と眺めつつ、家路についたのですが、皆さんも、チャレンジしてみてはどうです?
 市内の盆地部では、“中秋の名月の午後6時頃、東の山にかかる月を撮る”のがベストです。
 なお、建物を入れたくなかったら、山裾まで寄ることをお勧めします。

 来年も、頑張るぞ~!


9月30日




「鉄橋跡」

 現在、天理市にはJR線と近鉄線が通っていますが、昔は現在と違う場所を通っていたことはご存じでしたか?
 大昔の話ではないので、知っている人も多いかと思います。鉄道の歴史を語り出すと長くなるので止めておきますが、実はJR桜井線、昔はもう少し東側を走っていたんですね。

 今日はその名残を紹介します。
 上街道コース、天理本通りから旧街道を南下、丹波市の町に入ると布留川と交差します。この川沿いを西に下ると、直にこんな煉瓦が川の両岸に見えてきます。そう、昔はここを列車が走っていたんですね。
 ジッと眺めていると、何となくセンチメンタルな気分になってきます。

 廃線跡を巡るハイキングがひそかなブームとなっていますが、これからの季節、こんな跡地を見つけて時の流れを感じてみるのも良いかもしれませんね。


9月25日





「彼岸花」

 9月、福住の辺りはほぼ稲の刈り取りが終わっていました。
 やはり高原では秋の訪れが早いようです。
 こちらは滝本の様子。
 思うように雰囲気を伝られないのが歯痒いのですが、山あいの限られた空間に赤黄緑のコントラストが鮮やかで、大変綺麗でした。
 これに秋特有の柔らかな日差しとひんやりした空気が添えられて・・・。
 想像すると何処かへ繰り出したくなりませんか?


9月15日





「夏の雲と秋の雲」

 先日、天気が良かったので、カミさんと自転車(ママチャリ)で上街道コースを走りました。
 南向きに旧街道近辺の写真を撮りながら、ノンビリと楽しく走りました。
 大和神社を見学したあと、ふと思いついて、桜井市の巻向駅あたりまで足を延ばして買いものをしましたが、カミさんは呆れながらも、付いて来てくれました。

 その帰り道。柳本付近から北の方向を見ると、高い空に秋っぽい糸状の雲、低い空に夏っぽい丸っこい雲が浮かんでいます。

 何だか、夏と秋がバトンタッチしているような光景だったので、写真を撮りました。
 それにしても、今年の夏は短かったですね~


9月11日





「業平姿見の井戸」

 中ッ道、近鉄前栽駅から北へしばらく歩くと見えてきます。
 西名阪道にかかる少し手前、大和郡山市との境にあります。というか、大和郡山へ数歩(?)侵入したところにあったりします…(汗)。
 しかし、大阪は高安へと続く「業平道」の出発地点は櫟本。天理市にとっても、ゆかりのある史跡ということで、敢えて紹介させていただきます。
 なんでも、「業平の妻が亡き業平の衣装を着て、この井戸にその姿を写し、恋しい業平のありし日を偲んだ夢を在原寺に詣でた僧侶が見た。」こんな話が世阿弥の作品『井筒』にあるのだとか。
 妻がどれだけ業平の事を愛していたかを思うと、悲しく切ない気持ちになります。

 それはそうと、稀代の美男と称される在原業平の生まれが天理であることがとても嬉しいと思うのは私だけ?
 まあ、まるで天理っ子がみんな美男と称されているように勘違いしてしまってるのも私だけ?


9月4日





「二等三角点」

 ここは龍王山山頂・龍王山南城跡。
中世の豪族・十市遠忠の山城として、また、雨乞い信仰の山として有名です。
 山頂からは、大和平野を一望し、葛城山系、二上山を望み、遠く大阪湾まで見渡すことができます。素晴らしい眺めの一言です。
 いつもは心地よい風を受け景色に見とれているのですが、今回は、足元にある石柱に目がとまりました。
「二等三角点」
三角点は、国が設置した三角測量に用いる際の経度、緯度、標高の基準となる点で、通常、見晴らしの良い場所に設置されているようです。天理市内では、ここ龍王山だけです。やっぱり龍王山はすごいですね。
さぁ、爽やかな季節の到来です。是非、龍王山に登ってみてください。
 大きく深呼吸をして山頂からの景色を堪能したら、ちょっと足元にも目を向けてみてください。そう、「二等三角点」です。


7月23日




「日食」

 ぼやけた写真ですみません。皆さん、これ判りますか?三日月ではありません。
 そう、昨日の日食です。天理から見た部分日食です。
 撮影時間は午前10時49分。

 今回、皆既日食が見られる場所の多くは雨だったようですが、こちらは曇り。
 曇っているのでチャンスとばかりにバチバチ撮ったら、偶然にも3枚程、写っていました。
 雲の厚さがちょうど良かったのでしょう。

 駄目と思ってもやってみる。
 そんな楽しい気分で川原城地蔵尊「夏まつり」にいそいそと出かけました。
 
 のどごしは、最高でした!


7月15日




「桃尾の滝の磨崖仏」

 蒸し暑い毎日が続きます。
 いよいよ涼しい水場が恋しくなってきました。そんな時は、是非、布留川の上流にある桃尾の滝にお出かけください。古く古今和歌集にも詠まれ、天理の避暑地ともいわれているところです。
 高さ約23mの岩肌を流れ落ちる美爆で、春日断層崖の中では最大だそうです。
 マイナスイオンを一杯浴びて爽やか~な気持ちになったら、滝壺の手前左側にある不動三尊磨崖仏もゆっくりとご覧ください。
 鎌倉時代中期の作で、県下屈指の名不動といわれ、中央に不動明王、左右に童子が浮彫りにされています。見事です。
 涼しい中にも凛とした空気につつまれるのもいいものです。
 時の流れを忘れます。

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