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石上神宮の「神剣渡御祭」（しんけんとぎょさい・でんでん祭）が、6月30日（日）午後１時から行われます。

神剣など列をなしながら、石上神宮から境内末社の神田神社（こうだじんじゃ）へお渡りがあり、神田神社の例祭後、神前に設けられた斎場にてお田植の神事が行われます。明治以前には国宝の七支刀がご神剣の代りとして用いられていましが、明治12年頃から一旦中断し、大正４年に御大典記念事業のひとつとして復興されました。
渡御の行列が太鼓を「でんでん」と打ち鳴らしながら進むので「でんでん祭」とも呼ばれています。御田植神事では、作男（さくおとこ）・牛役と早乙女（さおとめ）２名とが、田おこしから田植までの農作業を模した所作を行います。
神事に用いた苗は害虫除け・疫病退散・除災招福の苗として参列の人々が持ち帰ります。

石上神宮：奈良県天理市布留町３８３
TEL：0743-62-0900

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