奈良町・江戸時代の「観光都市」を巡る 10/19~11/10
- 2019年09月07日(土)
天理図書館開館89周年記念展として開かれるこの展示。
展示資料に描かれた奈良町のモノ・風景を見ながら、私たちがイメージする奈良町と変わるもの、変わらないものを感じてみてください。
現在の奈良町は、観光都市として広く知られ、東大寺・興福寺・春日大社などの神社仏閣、さらには古い町並みも奈良町の魅力で、多くの観光客で賑わっています。江戸時代の奈良町は、巡礼地としての性格を色濃く残しつつも、東大寺の大仏・大仏殿再興を大きな契機として観光産業が進展した地でもありました。
今回は、現存する最も古い奈良町の地図『大和国小五月郷指図』の断簡や、『南都名所之絵図』をはじめとした江戸時代の観光案内図、当時の奈良を訪れた著名人の記録として松尾芭蕉筆『野ざらし紀行』など、貴重な展示をお楽しみください。
- 期間 10月19日(土)~11月10日(日)※会期中無休
- 時間 9時~15時30分
- 会場 天理大学附属天理図書館 2階 展示室 (天理市杣之内町1050)
- 入館料 無 料
- 問合せ 天理大学附属天理図書館 ☎0743-63-9200
◆記念講演
- 日時 11月2日(土) 14時:開演〈13時30分:開場〉
- 講師 幡鎌 一弘氏(天理大学文学部:教授)
- テーマ 文化資源活用のパイオニア -江戸時代の奈良-
- 会場 天理大学附属天理図書館 講堂
- 参加費 無 料
- 定員 先着150名〈当日 12時より天理図書館正面カウンターにて整理券発行〉