お知らせ ー　ご案内

渡御の行列は総勢２００人に及び、御霊代を奉安する御鳳輦は県内最大規模のもので、華麗な時代絵巻がくりひろげられます。

石上神宮最大の祭典で、「ふるまつり」とも、また市内の田町（旧田村）の御旅所（厳島神社）まで渡御するので「田村渡（たむらわた）り」とも呼ばれています。午前中、田町より衣冠姿の稚児が騎馬で従者を伴い御幣（ごへい）を捧持します。その後午前10時から例祭があり、この時稚児より荷前（のさき・新穀の穂のついたままの稲株）が奉られ奉幣（ほうべい）の儀を行れます。午後１時に渡御行列が出発、田町の御旅所（おたびしょ）まで片道４キロを往還して、午後４時に還御祭（かんぎょさい）が行われます。
なお、例祭前日には宵宮祭（よいみやさい）、翌日には後宴祭（ごえんさい）が行されます。

◆石上神宮：奈良県天理市布留町３８３　☎0743-62-0900

最寄駅／JR・近鉄天理駅より徒歩約30分