ここが見どころ 観光スポット
ひむろあと氷室跡
古代の氷貯蔵施設
「氷室」は、氷を保管する部屋(室・むろ)のことで、古代には都に近く、気温が低い地域に設けられました。福住でも氷は皇室への献上品として、冬の間に池から切り出して氷室に保管し、夏、都へ運ばれました。
「日本書紀」仁徳天皇62年の条には、額田大中彦皇子が闘鶏(つげ)に狩りに来た時、天然の氷を保存した氷室を初めてご覧になり、それ以後、朝廷へ献上するようになった、とあります。
また、昭和63年には、平城京の長屋王邸跡の発掘調査で「都祁氷室」「都祁凍進始日」と書かれた木簡が出土し、福住の氷室の存在が一躍、有名になりました。
ルート
車の場合は、名阪国道を東へ進み、福住インターで降ります。インターから北へ進み、淨土の三叉路を右へ折れるとすぐに福住郵便局、福住中学校、福住小学校が見えてきます。この一帯が氷室のあった場所で、ここで紹介する氷室跡は、福住中学校の裏山に所在しています。
周りの環境
氷室跡は、昼間でも木々が茂り、鬱蒼とした丘陵上に所在しています。道路際と山の入口に看板が設置されています。
ポイント
福住中学校の裏山には、現在、3箇所の氷室跡があります。
現地へ行くと、窪んだ大きな穴を見ることができ、規模の大きさを実感できます。
アクセスデータ
エリア | 道安の郷コース |
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所在地 | 福住町淨土 |
入館料 | |
駐車場 | なし |
休憩所 | なし |
トイレ | なし |
問合先 | |
WEB |