ここが見どころ 観光スポット

せんぎょういん

専行院

正面の門
池の後に建つ本堂など
織田家ゆかりの墓

織田家の菩提寺

 縁起については資料が残っていません。鐘銘には天文年中(1531~1553)に円誉(賢公)上人が開山したとあります。また、天正12(1584)年に地元の豪族である、楊元範宣の本願により開基したとも伝えられています。
 柳本は、慶長5(1600)年、織田信長の弟で茶人としても知られた織田有楽斎(ゆうらくさい)の知行地となり、さらに元和元(1615)年、有楽斎の五男尚長(ひさなが)が入部して、柳本織田藩が始まります。
 専行院は、尚長の入部により、織田氏の菩提寺となりました。現在も有楽斎・尚長をはじめ歴代藩主の墓が残っています。
 また東堂の東方には織田家の位牌堂があり、信長、有楽斎をはじめ柳本藩主、生母、奥方を含む34柱の霊位が奉安されています。
 ちなみに東京・有楽町の名は、有楽斎が数寄屋橋御門の周辺に屋敷を拝領したことに由来します。

ルート

 黒塚古墳の約150m南、上街道と伊射奈岐神社の間に所在します。
 伊射奈岐神社の北側に国道169号線から西へ延びる道があり、そこから西へ約300m進みます。

周りの環境

 柳本の集落の南端にあり、南側は水田が広がっています。

ポイント

 専行院は柳本1万石の菩提寺です。柳本織田家の藩主の墓が残っているので、一度は尋ねて下さい。

アクセスデータ

エリア卑弥呼の里コース      
所在地柳本町寺垣内
入館料
駐車場あり
休憩所なし
トイレなし
問合先
WEB
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