別所(べっしょ)
昔は別荘(べっそう、べっしょう)ともいいました。柳本にも福住にもあり、県下にたくさんある地名です。中世、荒地を開墾するために別に人を置いて開いた所で、その新懇の地を別荘または別所といって、租税は別口で取扱い、いきおい別の村を形成していきました。ここは田部庄から発展していった別所で、貞和3年(1347)の三箇院家妙に、すでに萩別所の名が見られるので、中世早くにこの村は出来ていたようです。
昔は別荘(べっそう、べっしょう)ともいいました。柳本にも福住にもあり、県下にたくさんある地名です。中世、荒地を開墾するために別に人を置いて開いた所で、その新懇の地を別荘または別所といって、租税は別口で取扱い、いきおい別の村を形成していきました。ここは田部庄から発展していった別所で、貞和3年(1347)の三箇院家妙に、すでに萩別所の名が見られるので、中世早くにこの村は出来ていたようです。