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地名に歴史あり 町名の由来

石上(いそのかみ)

 貞和3年(1347)の三箇院家抄に磯上庄の名が見えますが、石上寺のあった地です。中世から近世の文書には磯上村とも書かれています。磯の上という意と石の神または石の上という意と三説ありますが、もとは石の神ではないかと思われます。他にも石神(いしがみ)とか岩神(いわがみ)という地名はよくありますが、石の神さまをまつってあった所です。この場合は、いそのかみというのでやや問題がありますが、古は石上(いそのかみ)郷の郷名もあり、布留から今の石上辺りまでをふくめた名でした。現在は布留から北へよった平尾山の下に大字石上があり、延久の興福寺資財帳に石上寺の田地がのせられていますが、その領田は今の大字の西の方面にわたっています。

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