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地名に歴史あり 町名の由来

九条(くじょう)

 興福寺領に九条庄があります。ここは条里制の十一条と十二条にまたがっていて、九条には当たらないのはどういうわけでしょうか。九条と筑紫(つくし)と横広の三垣内を合して大字九条になっています。

 筑紫は九州の筑紫と関係があるかどう詳らかではありません。〈つくし〉は大きな太陽という南方語からきたとも、我等の越える所というアイヌ語からきたともいわれています。姓氏録には物部氏から出た筑紫連の名が見られ、物部竹志連がここにいたともいいます。横広の方も横広連の名が見られるので古い名です。福住に脇広・しりびろ・おびろなどの名がありますが同じ命名法です。

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