ここが見どころ 観光スポット
6. 中ッ道沿いの歌碑
場所
前栽町、前栽公民館前
作者
不詳
出典
『万葉集』巻七・一三五三番
詠み
寄稲
石上(いそのかみ) 振之早田乎(ふるのわさだを)
雖不秀(ひでずとも) 縄谷延与(なはだにはへよ) 守乍将居(もりつつをらむ)
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稲(いね)に寄(よ)する
石上 布留(ふる)の早稲田(わさだ)を
秀(ひ)でずとも 縄だに延(は)へよ 守(も)りつつ居(を)らむ
意味
石上の布留にある早稲の田を、
まだ稲穂が出揃っていなくても、せめて標縄だけでも張りめぐらしてください。
そうしたら私が見守っていましょう。