場所

守目堂町、市庁舎布留川沿い

作者

不詳

出典

『万葉集』巻十二・三〇一三番

詠み

　吾妹児哉（わぎもこや）　安乎忘為莫（あをわすらすな）
　石上（いそのかみ）　袖振川之（そでふるかわの）　将絶跡念倍也（たえむとおもえや）

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　吾妹児や　我（あ）を忘らすな
　石上　袖布留（ふる）川の　絶（た）えむと思へや

意味

　いとしいひとよ、わたしをお忘れにならないで。石上の、袖を振るという布留、その布留の川が絶えないようにあなたへの気持ちは絶えません。