ここが見どころ 観光スポット
ならじんじゃ楢神社
子授けの神様
『日本書紀』崇神天皇十年の条に出てくる、古い神社です。明治維新から昭和31年までは「五十狭芹彦(いさせりひこ)神社」と呼ばれていました。
祭神の五十狭芹彦命は孝霊天皇の皇子で、鬼子母神を本地とすることから、子供の守護神として、また子授けの神として崇敬されています。
ルート
JR櫟本駅から東へ進み、上街道と交わる点滅信号を左(北側)へ折れます。上街道は、江戸時代には奈良と桜井を結ぶ重要な道でした。神社は点滅信号を北へ約200mほど進んだ右手に所在します。
周りの環境
神社は櫟本の集落の北端に位置し、西側を上街道が通っています。道路との境には立派な石垣があり、また、鳥居は銅でできています。拝殿は鳥居の奧、左手にあり、その奧に本殿、東側に社務所があります。
ポイント
現在の本殿は文久2(1862)年、春日大社の式年遷宮により払い下げられたものです。檜皮葺き、方一間の春日造りで、氏子達が春日大社から神社まで、担いで運んだと伝えられています。
また、境内には8代目市川団十郎が奉納した実増井(三枡井・みますい)の井筒があり、井戸水は子供を授かる霊水といわれています。
例祭は10月10日で、11日には上の宮(神明神社)への渡御が行われます。
アクセスデータ
エリア | はにわの里コース 上街道コース |
---|---|
所在地 | 楢町下宮 |
入館料 | ー |
駐車場 | なし |
休憩所 | なし |
トイレ | なし |
問合先 | |
WEB |