卑弥呼の里コース
卑弥呼のロマン漂う路
古墳時代の古い古墳を巡ります。
短いルートの中に崇神天皇陵・天神山古墳・黒塚古墳・中山大塚古墳を結んでいます。
卑弥呼の時代に最も近い遺跡を見られるコースでもあります。
コース紹介
卑弥呼の鏡といわれる三角縁神獣鏡が33面も出土したことで有名な黒塚古墳をはじめ、「やまと」王権と関わりのある古墳が数多く点在する、古代ロマンあふれるコースです。
特に崇神天皇陵付近の景色は、有名な写真スポットで、その眺望はすばらしく、多くの写真愛好家が訪れる場所となっています。
長岳寺駐車場
崇神天皇陵
史跡黒塚古墳
五智堂(真面堂)
人麻呂万葉歌碑
長岳寺駐車場
区間 | 距離 | 所要時間 |
長岳寺駐車場~黒塚古墳~長岳寺駐車場 | 3.5km | 50分 |
発見コラム
五智堂と柳
奈良時代、柳本の地は大きい楊樹に因む霊地ということで、五智堂(真面堂)が建てられ、付近を楊本と名づけたという地名伝説があります。
この五智堂は、長岳寺の飛地境内で、奈良朝の頃に善無畏三蔵(ざんむいさんぞう)という人によって創建されたと伝えられています。
現存するものは、鎌倉末期の作と考えられ、明治41年に重要文化財として国の指定を受けました。
この五智堂は、どこから見ても正面なので「真面堂」、形が小さいので「マメ堂」、また、支柱を除けば四方吹き放しとなるため「傘堂」などと呼ばれています。
今はもう、無くなっていますが、江戸時代には床が張ってあり、上街道を通る旅人の休憩所になっていたものと思われます。